マシンピラティスとは

マシンピラティスの魅力とは?

ピラティスには、マットを使った「マットピラティス」と、特別に設計された器具を用いる「マシンピラティス」の二種類があります。


マシンピラティスは、元看護師のジョセフ・ピラティス氏によって考案された方法で、ベッドに横になっても実施できるトレーニングとして開発されました。


器具のサイズや重量を個々の使用者に合わせて調整可能なため、年齢や性別を問わず、多岐にわたるニーズに対応できます。
トレーニングやリハビリテーションなど、さまざまな目的で活用されています。

マシンピラティスの具体的な効果

マシンピラティスを継続することで得られる効果には、以下のようなものがあります。

インナーマッスルの強化

マシンピラティスは、体の深部にあるインナーマッスルを鍛えるのに特に有効です。
インナーマッスルは、体を支え、正しい姿勢を保つのに重要な役割を担っています。
マシンを用いて負荷をかけながら全身の関節を動かすことで、柔軟性を高めつつインナーマッスルを鍛え上げることができます。

体調不良の改善

負荷を自分に合わせて調整しながら運動することで、筋肉のこわばりを解きほぐし、肩こりや腰痛、頭痛などの体調不良を改善することが期待できます。

身体のバランスの向上

インナーマッスルが鍛えられることで、身体のバランスが整います。
猫背や巻き肩、反り腰などの姿勢の悪さを改善し、正しい姿勢を維持する能力が向上します。

血流の改善

マシンピラティスでは、胸式呼吸に合わせてエクササイズを行います。
この呼吸法は、酸素をたっぷりと体に取り込み、血流を改善する効果があります。

全身の筋肉量の増加

全身を動かすマシンピラティスは、体の歪みを矯正し、筋肉を適切な場所につけるのに有効です。
筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、引き締まったボディラインを手に入れることができます。

自律神経の調整

深い呼吸と共に行うマシンピラティスの運動は、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
背骨を中心とした動きは、自律神経の流れる背骨の横を刺激し、交感神経と副交感神経のバランスを調整します。

マシンピラティスで使用する器具の種類

マシンピラティ

スに用いられる器具には、以下のような種類があります。

リフォーマー

マシンピラティスの代表的な器具で、負傷した兵士のリハビリを目的に開発されたものです。
足元のバネで負荷を調整し、多様な姿勢でのエクササイズが可能です。

キャデラック

マシンピラティスの中で最も大きく、多機能な器具です。
「キャデラック」の名の通り、豊富な装備を備え、多岐にわたるエクササイズが行えます。

チェア

椅子型のマシンで、小さなスペースでも利用でき、豊富なバリエーションのエクササイズが可能です。
主に脚の強化や腹筋ワーク、アームワークなどに使用されます。

ラダーバレル

はしごと樽を組み合わせた形状の器具で、背骨の伸ばしや股関節のストレッチに適しています。
ストレッチに最適な器具として、多くのバレエダンサーにも利用されています。

スパインコレクター

背骨を正すための器具で、背骨の動きを助け、腰痛や猫背の改善、ダイエット効果が期待できます。
胸を開いて行うエクササイズは、ストレス解消にも役立ちます。

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